マスタープランのコラム

遺品整理の内容とは?

  • 2020.6.18

遺品整理とは、親族や故人の知人などが遺品を片付ける行為のことです。悲しいものと捉えられがちですが、実際には故人との思い出を振り返るとても有意義な作業です。

今回の記事では、遺品整理とは何か、遺品整理を行うタイミング、遺品整理のやり方についてご紹介します。遺品整理と聞いてもあまりピンと来ない方は、ぜひ遺品整理について理解を深めてください。

遺品整理ではモノと共に心の整理も行う

遺品整理とは、親族や故人の知人などが遺品を片付ける行為を指す言葉です。単に見境なく遺品を処分する行為は、遺品整理とは呼べません。遺品整理では、モノの整理と共に心の整理も行います。そのため、生前故人と親交のあった人の手により1つひとつ確認しながら行われるのが一般的です。

遺品整理の手順

遺品整理の手順
遺品整理では遺品を片付けを行いますが、どのように片付ければよいのか分からない方も多いでしょう。遺品整理で行う作業は、「遺品の仕分け」「遺品の処分」の大きく2つに分けられます。以下では、この2つに分けて遺品整理で行うことを具体的に解説します。

遺品の仕分けを行う

遺品はすぐに処分するのではなく、まずは仕分けを行って、どれを処分してどれを残しておくのか明確にしておくとよいでしょう。遺品を分類する際は、捨てずに残すもの、リサイクルや売却を考えているもの、処分するものの3つに分けるのが一般的です。

残しておくものには、故人との思い出が詰まった品、貴重品などが挙げられます。故人との思い出の品は全て取っておくと膨大な量になってしまうことがあります。その場合は絶対に残しておきたいものを吟味することをおすすめします。

遺品の中には、高値で売却できるものやリサイクルできるものもあります。そのようなものを処分するのは勿体ないので、ぜひ有効活用してください。

遺品の処分を行う

遺品の仕分けが終わったら、不要な遺品は処分して、リサイクルできるもの、売却するものはそれらを取り扱う専門の業者に引き渡します。

リサイクルできるものには、家電、ブランド品、貴金属、家具などがあります。もし不要であるならば、これらはリサイクルショップや買取専門店に売ってしまうのがよいでしょう。燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミなどは、基本的に各自治体のルールに従って処分します。

なお、不用品回収業者に依頼するという手もあります。不用品回収業者であれば、面倒なゴミの分別や粗大ゴミの処分が楽になります。もし利用できるのであれば、積極的に活用しましょう。

遺品整理を行うタイミング

遺品整理を行うタイミングは、基本的にいつでも構いません。葬儀が終わってすぐに取り掛かることも、葬儀が終わってしばらくして始めることも全く問題ありません。自分のペースで取り組むとよいでしょう。

故人との別れにより受けるショックの大きさは、人によって異なり、感じ方もまた人それぞれです。

深い悲しみにより何にも手が付かなくなる人もいます。そのような人の場合、葬儀後すぐに遺品整理に取り掛かるのは精神的に困難でしょう。

一方、葬儀に関することはすべて終わらせて、早く故人とのお別れに区切りを付けたいと考える人の場合は、葬儀後すぐに遺品整理も行った方が気持ち的にも楽です。

このように、故人との別れに直面して感じる思いは、人それぞれ異なります。遺品整理のタイミングも個々のタイミングで全く問題ないのですが、いつでもよいとなると、ついつい先送りにしてしまう方もいるかもしれません。そのような方は、以下のタイミングで遺品整理を検討してみるといいでしょう。

法要などで親族が集まるとき

葬儀を終えると、49日やは百日法要といった儀式が行われます。これらの儀式が行われるときは、遠方から親族が訪れることも多いです。そのタイミングで遺品整理を行えば、親族一同で故人との思い出を語りながら遺品整理に取り組めるでしょう。

法要のタイミングで行う場合、親族同士で顔を合わせて話せるのが大きな利点です。遺品整理では、1人の判断で勝手に物を処分してしまうことで、後々トラブルになることもありますが、法要のタイミングであれば、他の親族の納得を得たうえで遺品を処分できます。

葬儀関連の手続きを終えた後

葬儀を終えた後は、心が沈んでいて上手く作業ができないという方もいますが、なかには手を動かしていた方が気分が紛れるという方もいます。そのような方は、葬儀のすぐ後に遺品整理に取り組んで気持ちに区切りをつけるのがよいでしょう。

まとめ

前向きな気持ちで故人との思い出を振り返りましょう
遺品整理を行うタイミングは基本的にいつでもよく、自身の心の整理がついた段階で行えばよいです。片付けを行う際は、仕分け、遺品の処分と2ステップに分けることで効率よく整理できます。

遺品整理と聞くと、暗いイメージをお持ちの方も多いと思いますが、故人との思い出を振り返る貴重な一時なので、前向きな気持ちで取り組みましょう。

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